2006.06.19 Monday
METRO MAPS of the WORLD
路線図蒐集なんてかなりニッチな趣味だけど、
それでもその道の大家ってのは存在する。
ロンドン在住のMark Ovendenは世界中のオフィシャルな地下鉄路線図を集めて、
それを本にして出版した。
それを除いては自分を語れない程の強烈な出会いがあるとすれば
自分にとってこの METRO MAPS of the WORLD はそのひとつかもしれない。
何があるって、路線図が何百も収録されてるわけで。
そう世界中の。
そのひとつひとつの画面、都市を機能させるために不可欠な平面構成が
単純化と様式化のあとで、美しさをものにしている。
そしてその美しさの奥からは、世界を覆って都市利用者の日常が感じられる。
この視点から世界を眺められていることは
ものすごく豊かな体験。
そう思う。
どのような視点から世界を眺めるかによって
世界の認識は変わってくるだろう。
また同じようにして、世界の実際も変わってくるだろう。
例えば、風土や歴史や文化の多様性をもとめれば、神秘的な世界が得られる。
その探求の先には、観光地化による文化破壊があるかもしれない。
あるいは別の結果として固有の価値観の伝承があるかもしれない。
ただ何かしらの結果はついてくるはず。
そんな中で、自分はこの手がかりを大切にしたいと思ってる。
ここから、都市化する世界の都市化する人間が見て取れるから。
それがとても嬉しいから。
この本を読んだ誰もが上のような感想を得るわけじゃなく、
もちろんこの話は特異例でしかない。
でも、一人の人間にはこれだけのインパクトをすでに与えている。
入手はなかなか困難かもしれないけど、
amazon.co.ukのページに行って注文するだけの価値はあるよ。
それでもその道の大家ってのは存在する。
ロンドン在住のMark Ovendenは世界中のオフィシャルな地下鉄路線図を集めて、
それを本にして出版した。
それを除いては自分を語れない程の強烈な出会いがあるとすれば
自分にとってこの METRO MAPS of the WORLD はそのひとつかもしれない。
何があるって、路線図が何百も収録されてるわけで。
そう世界中の。
そのひとつひとつの画面、都市を機能させるために不可欠な平面構成が
単純化と様式化のあとで、美しさをものにしている。
そしてその美しさの奥からは、世界を覆って都市利用者の日常が感じられる。
この視点から世界を眺められていることは
ものすごく豊かな体験。
そう思う。
どのような視点から世界を眺めるかによって
世界の認識は変わってくるだろう。
また同じようにして、世界の実際も変わってくるだろう。
例えば、風土や歴史や文化の多様性をもとめれば、神秘的な世界が得られる。
その探求の先には、観光地化による文化破壊があるかもしれない。
あるいは別の結果として固有の価値観の伝承があるかもしれない。
ただ何かしらの結果はついてくるはず。
そんな中で、自分はこの手がかりを大切にしたいと思ってる。
ここから、都市化する世界の都市化する人間が見て取れるから。
それがとても嬉しいから。
この本を読んだ誰もが上のような感想を得るわけじゃなく、
もちろんこの話は特異例でしかない。
でも、一人の人間にはこれだけのインパクトをすでに与えている。
入手はなかなか困難かもしれないけど、
amazon.co.ukのページに行って注文するだけの価値はあるよ。