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タブブラウザの利点とiPod touch版safariの欠点 (1/2)
思い起こしてみると、
タブのあるなしで使い勝手の違いは明らかだったのに
長い間タブに対応しかったから、自分はIEを使わなくなった。

タブブラウジングはそれ以前のものよりもウェブの構造にみあった戦略だったんじゃないかと。

タブブラウザが広まっていなかった昔の話。

ウェブは本じゃないと、そんなことが言われていた。
ページが一列に並んはないから、自分の好きな順番で読んでいけると。
例えばページAの次にはページBがきてもいいし、ページEでも構わない。

そんなふうに枝分かれが可能なウェブの中で分岐点に出会ったとき
どう道をたどるかは各人に任される。
すると、AからBへ行こうかEへ行こうか迷う状況がどうしても出てくる。
人間は枝分かれすることができないから、
その場でどちらかを選ばなければならない。

けどありがたいことに、例えばBを選んでも、
もういちど分岐点のAにくればこんどはEを選ぶってことができる。
こういう使い方をするためだろう、
“戻る”ボタンは、ブラウザで一番よくクリックされるボタンになった。

タブブラウザが広まった後の世界。

分岐点のAから、次どのページに行こうか迷ったときには
新しい“タブ”を開いて次のページを表示させられる。
元のタブにはAがそのまま表示されていて、
そこに戻れば別の次のページに進むこともできる。

ここで考えてる違いはこれだけ。

“戻る”と“タブ”。
ここまでで見てきた使い方だとどちらも、分岐点に戻るためのもの。
目的の同じ2つの機能があって、自分はそのうちタブを選んだ。
そっちの方がウェブの構造にみあったより優れた戦略だったから。

実際のところ“戻る”戦略は面倒で、
分岐点Aのつぎのページ、たとえばB、をみてるときも
「このあとAに戻ろうとしてる」と意識しなきゃうまくいかない。
進んだ先のページBも分岐点になってたとしたら
「このあとBに戻ろうとしてる」「それがすんだらAに戻ろうとしてる」
と意識しきゃうまくいかない。

同じケースで“タブ”戦略を使うなら
分岐点Aで新しいタブを開いて、Bでも新しいタブを開くことになる。
この場合には、BもAも元のタブに表示されたままだから、
「このあとBに戻ろうとしてる」「それがすんだらAに戻ろうとしてる」
ことを憶えてなくてもうまくいく。

ウェブが分岐点がいたる所にある構造になってるとしたら
どっちのほうが楽かははっきりしてる。

そこがタブブラウザの一番の利点だったんじゃないかな。

ついでに。
タブブラウジングが広まるまで時間がかかったのも理由があって
社会がウェブに慣れる必要があったからかな、とも思う。
本を読んでいてページを“戻る”操作はできるけど、
本のページを“タブ”を使って読むことはできないんだし。


*2007年12月10日 追記
タブブラウザの利点とiPod touch版safariの欠点 (2/2)を書いた
| 情報デザイン | 02:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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